2010年4月20日火曜日

桐の木

こんにちは。

今日は先日少し触れた、桐の箪笥についてです。

桐の箪笥が庶民に定着したのは江戸時代だそうです。
「火事と喧嘩は江戸の花」と言われたほど、当時は火災が多かったようです。

当時は箪笥と言えば仙台箪笥(ケヤキを材料としている)のような重いものでした。
それに比べ桐の箪笥は軽く、火事の時にも持ち運べることが受けたようです。

更には、発火温度が高く(燃えづらい)、防虫効果もある。
桐は箪笥等、衣類を収納するのに適した材料だったのです。

しかも、丈夫で孫の代まで使えるとのこと。
こんな経緯で、桐の箪笥が定着したのでしょう。

苫小牧周辺ではキリの木は珍しいですね。
小樽、札幌では時折見かけます。
枝が疎らで大きな葉が特徴です。花も美しいです。

2010年4月19日月曜日

お祝い、記念樹はいかがでしょうか。

こんにちは。

春は色々イベントがあります。
ご入園、ご入学、端午の節句のお祝いに、
記念樹などはいかがでしょうか?

昔は女の子が生まれたら桐の木を植えて、
嫁ぐ時に箪笥として持たせたそうですが、
現代の記念樹は何がふさわしいのでしょうか?

大きく育つ樹木は不適です。
マツは縁起が良いですが、大きく育ちますし、
ウメが良いかも知れませんね。
モモも魔よけの意味合いで好適ですが、
北海道での生育は厳しいです。

子供が生まれた記念なら、果樹を植えて、収穫を楽しむのも良いでしょう。
果樹ならブルーベリーやハスカップが低木性で比較的育てやすい木です。
庭に面積があるのならコリンゴやブドウもお勧めです。

三浦造園では樹木の販売も行っておりますので、
お気軽にご相談下さい。

なぜ桐の箪笥を嫁入り道具としたのかは、後日。