こんにちは。
今日は先日少し触れた、桐の箪笥についてです。
桐の箪笥が庶民に定着したのは江戸時代だそうです。
「火事と喧嘩は江戸の花」と言われたほど、当時は火災が多かったようです。
当時は箪笥と言えば仙台箪笥(ケヤキを材料としている)のような重いものでした。
それに比べ桐の箪笥は軽く、火事の時にも持ち運べることが受けたようです。
更には、発火温度が高く(燃えづらい)、防虫効果もある。
桐は箪笥等、衣類を収納するのに適した材料だったのです。
しかも、丈夫で孫の代まで使えるとのこと。
こんな経緯で、桐の箪笥が定着したのでしょう。
苫小牧周辺ではキリの木は珍しいですね。
小樽、札幌では時折見かけます。
枝が疎らで大きな葉が特徴です。花も美しいです。
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