2011年10月12日水曜日

三浦造園の環境対策

こんにちは。

今日は当社、三浦造園の環境負荷低減への取り組みをご紹介します。
堅苦しい話かもしれませんが、お付き合い頂ければと思います。

まずは、当社は刈払機やチェーンソー、
芝刈機等を使用して植栽の管理をしています。
当然ですが、その機械には小型のエンジンが付いていて、
ガソリン等の燃料で動いています。

刈払機やチェーンソーの多くは、2サイクルエンジンという、
小さくても出力が出やすいエンジンが載せられています。
これは、オイルとガソリンを一定の比率で混合した混合油を燃料とします。
オイルをガソリンとともに燃やすという特性から、排ガスの質が悪いのが難点です。

オイルによりますが、通常、ガソリンとオイルの混合比率は25:1です。
量販店で売っているオイルの多くも25:1です。

当社で使用しているオイルは?というと、
欧州で定評のある、STIHL社のエンジンオイルで、
混合比率が50:1と従来のオイル使用量の半分です。
オイルが排気されない分、煙も窒素酸化物も少ない、環境に対応したものです。

当社では、このエンジンオイルをすべての混合燃料を作る際に使用し、
すべての2サイクルエンジンに給油し、シーズン通して使用していますので、
その環境負荷低減効果は小さくないかと思います。

自動車が好きな方などはピンと来るかもしれません。
そもそも2サイクルエンジンではなく、
排気のきれいな4サイクルや電気の機械を使用すれば?と。
その答えは、4サイクルの機械はまだまだ機種が少なく、
2サイクルが主流だからです。

しかしながら、芝刈機は4サイクルのものもあります。
(実際、当社の乗用式芝刈機は4サイクルです)
刈払機やエンジンブロワーでも4サイクルの機械もあります。
(前述したSTIHL社の4-mixというシリーズの機械で、当社も使用しています)

最後に将来の展望を。
今後、環境対応の機械が数々出てくるのでは?と期待しています。
バッテリーを積んだ電気仕様の刈払機が出てきていますし、
自動車業界の如く、環境対応で機械を選ぶ時代も来るかもしれませんね。

環境負荷低減の取組みはこれだけではありませんので、
機会があればその2、その3とお話できればと思っています。

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