
こんにちは。
今日も、ですが、写真を一枚。
春を先取りして頂こうと、桜の写真を。
福島県三春町の三春滝桜です。
エドヒガン系の
ベニシダレザクラと言う品種です。
写真にて、人の背丈を見ると分かると思いますが、非常に大きな木です。
高さ12m、枝張り22mとのことで、樹齢千年以上だそうです。
日本三大桜の一つ。
サクラの代名詞、ソメイヨシノの寿命は
凡そ60年ほどと言われています。
日本人の平均寿命より短いですね。
それに対し、三春滝桜のエドヒガン系や、ヤマザクラの仲間は
比較的長寿と言われています。
これには、繁殖方法の違いが理由として挙げられます。
ソメイヨシノは接木などの栄養繁殖のみで増えること、
平たく言うとクローンと言うやつで、
鹿児島のも、札幌のも全て同じ遺伝子を持つそうです。
ですから、一律、
同じような人生ならぬ樹生?を歩むのでしょうか?(推測)
実際、戦後直ぐに植えられたソメイヨシノが、
そろそろ一斉に寿命を迎える時期だと危惧されています。
桜界の2007年問題とでも言いましょうか。
さて、サクラ類は傷に弱く、
腐朽菌が入ると致命傷となる場合が多い木です。
生長につれて、接木部分から枯れ込むことが多いようです。
これがソメイヨシノが短命である大きな理由のようです。
ちょっと横道にずれましたが、
きれいな桜の写真で、
春の気分を味わっていただけましたでしょうか。
ちなみに写真は、5年前の4月15日撮影のものです。
数年前、台風で大枝が折れたそうですが、折れる前の写真です。
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