2009年2月16日月曜日

広葉樹の剪定について

こんにちは。

当社は今、苫小牧市内で剪定業務を行っています。

業務では、冬の間葉を落とす広葉樹のみ対象となっています。
樹種はミズナラ、ハルニレ、ヤチダモ、ナナカマド、エゾヤマザクラなどです。
苫小牧に植えられている樹種の代表選手たちですね。

ヤチダモは少し勝手が違いますが、
それ以外の樹種は、強い剪定を嫌う樹種です。
太い枝でブツっと切ってしまうと、本来その木が持っている姿が崩れます。
剪定した後に切り口周辺や幹から、細かい枝が多数萌芽します。
やむを得ず、そのような剪定を行うこともありますが、
基本は、その樹種が持つ、自然の樹形を崩さないような剪定が良いとされます。

サクラは特に剪定を嫌うと言われています。
サクラ切る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿と古くから言いますが、
サクラの類は傷口から菌が入りやすく、
病気や腐れが枯損の原因となるので剪定は要注意、
ウメの類は剪定しなければ、樹形が乱れ、枝振りが悪くなり、実の付きが悪くなる、
と言った具合です。

しかしながら現在では、サクラの剪定は色々な見解があるようですが、
傷口の保護を前提に、枝を透かし、日当たりを良くして、花付きを良くする、
そういった為の剪定が行われつつあります。

サクラ類を剪定する際には、サクラの治療に長けた造園屋に依頼しましょう。

三浦造園はと言いますと、年に数回サクラの外科的治療を行っています。
サクラが衰弱すると、コスカシバという昆虫の幼虫が幹や枝に穿孔し、枝を枯らします。
また、胴枯病、サクラの天狗巣病などの病気も頻発します。
それを除去し、適切な保護養生をすると言った内容です。

最近、家のサクラ、何か調子悪そうだなぁ、と感じたら、ご連絡下さい!

サクラ以外の剪定ももちろん行っております。
本文では広葉樹のお話をしましたが、仕立てのマツ等もお手入れ致します。

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