2009年2月24日火曜日

建設業の安全について

こんにちは。

今日は造園作業、もっと広く言うと建設業全体に関わるお話、
安全についてお話しようと思います。

造園作業は危険がたくさん潜んでいます。
例を挙げるときりが無いほどです。
草刈作業一つをとっても、
・小石が飛んで通行者に怪我をさせる、車や物にあたり破損させる
・作業者が振向き、後ろにいた人に怪我をさせる
・作業者が転んで自分の(周囲の人の)足を切る
・道路での作業の場合は、通行車両にひかれる
・運搬作業車から墜落する
・現場の行き帰りに交通事故を起こす
などなど。

人間は環境に適応します。
また反対に言えば、‘慣れ’が生じます。

周りから見ると危険に見えますが、その本人は、それに気付いていなかったりします。
気付いていても、少しだから大丈夫、この前もこの方法で大丈夫だったから、
など、自分の都合の良い理由を付けて、実行しようとします。

そんな何処にでも、誰にでも起こりうる建設労働災害を未然に防ぐには、
どうしたらよいのでしょうか。

一般にKY(危険予知)活動やツールボックスミーティングが有効と言われています。
建設業、製造業などで、実施されていると思います。

KY活動とは、各々で少しずつ違いがあることでしょうが、基本は、
その日の作業に、どんな危険が潜んでいるか抽出し、
その対策を検討、行動目標を決め、最後に作業者みんなでそれを復唱するもの。
ツールボックスミーティングは、作業着手前に、作業の手順や方法など、
実際に即した安全のポイントを再確認する打ち合わせのことで、
道具箱の周囲で行われたことから、その名が定着しています。

景気が低迷し、建設業全体が厳しい状況ではありますが、
建設業における作業が、危険なことは不変です。
各会社の安全力が問われる時代だと思います。

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