こんにちは。
今日は造園作業、もっと広く言うと建設業全体に関わるお話、
安全についてお話しようと思います。
造園作業は危険がたくさん潜んでいます。
例を挙げるときりが無いほどです。
草刈作業一つをとっても、
・小石が飛んで通行者に怪我をさせる、車や物にあたり破損させる
・作業者が振向き、後ろにいた人に怪我をさせる
・作業者が転んで自分の(周囲の人の)足を切る
・道路での作業の場合は、通行車両にひかれる
・運搬作業車から墜落する
・現場の行き帰りに交通事故を起こす
などなど。
人間は環境に適応します。
また反対に言えば、‘慣れ’が生じます。
周りから見ると危険に見えますが、その本人は、それに気付いていなかったりします。
気付いていても、少しだから大丈夫、この前もこの方法で大丈夫だったから、
など、自分の都合の良い理由を付けて、実行しようとします。
そんな何処にでも、誰にでも起こりうる建設労働災害を未然に防ぐには、
どうしたらよいのでしょうか。
一般にKY(危険予知)活動やツールボックスミーティングが有効と言われています。
建設業、製造業などで、実施されていると思います。
KY活動とは、各々で少しずつ違いがあることでしょうが、基本は、
その日の作業に、どんな危険が潜んでいるか抽出し、
その対策を検討、行動目標を決め、最後に作業者みんなでそれを復唱するもの。
ツールボックスミーティングは、作業着手前に、作業の手順や方法など、
実際に即した安全のポイントを再確認する打ち合わせのことで、
道具箱の周囲で行われたことから、その名が定着しています。
景気が低迷し、建設業全体が厳しい状況ではありますが、
建設業における作業が、危険なことは不変です。
各会社の安全力が問われる時代だと思います。
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