こんにちは。
ブログ投稿4日目となり、三日坊主ならず、です。
昨日書きました、
なぜ冬期間に仕事量が少なくなるのでしょうか?の問いについて、
自分なりの回答を書こうと思います。
まず北海道の気候に由来するものから挙げてみます。
(1)積雪によって物理的に困難。
施工前に除雪する必要があります。
雪が降ったらその都度、雪をかかなければいけませんし、
せっかく出来上がったお庭も、雪が積もったら鑑賞できません。
夏施工では不要な養生が必要になったり、
雪解け後の手直しが必要になる場合もあります。
(2)凍上によって土を動かす仕事が困難。
凍結した土は、人力では掘削困難です。
普段人力で行う作業も機械が必要になる場合があり、
凍結した土は、ピシッと敷き均す事も難しいです。
よって、きれいな施工ができませんし、不経済となります。
(3)寒いので作業能率が低下する。
作業能率も下がりますし、
夏に比べ、日が短いので、実質の施工時間が短い。
などが挙げられます。
それとは別に、植物ならではと言える理由もあります。
(4)樹木が傷む。
寒さにより根や葉が傷みます。
また、寒風によって乾燥害も考えられます。
(5)休眠する。
北海道の植物の多くは、冬の間、休眠しています。
葉を落とし、生育や代謝をコントロールしている訳です。
落葉樹の移植適期は芽が吹く前、または落葉後です。
暑い夏場や、寒い冬期間は不適期となります。
夏場は、樹種によりますが、十分な養生により施工する場合が多いです。
総じて、冬期間施工には、夏施工に比べコストが掛かるケースが多い。
せっかく施工しても、樹木が枯れたり、不陸(デコボコ)が生じたりするケースが多い。
と言うことでしょうか。
樹木は生き物ですから、生長のサイクルがあります。
これを把握した上で、木や花を植えたり、剪定などの手入れをするのが、
経済的、品質的、工程的にも、重要なポイントなのでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿