2009年3月31日火曜日

歓送迎会

こんにちは。

今年度も今日で最後、明日からは新年度です。
人の出入りがあるこの時期、送別会や歓迎会もあるかと思います。

会の始めは乾杯が一般的ですね。
締めはどうでしょう?一本締め?三本締め?

一本締めは、「ぱぱぱん、ぱぱぱん、ぱぱぱん、ぱん!」ですね。
これを3回繰り返すと三本締めとなります。

ではなぜ、この拍手の回数なのでしょうか?

拍手の回数は3回+3回+3回+1回ですね。
まずはじめに、3回+3回+3回=9、漢数字で「九」です。
このままでは「苦」にもつながります。
それに残りの1回を点に見立てて、書き加えると「丸」ですね。
つまり、すべて丸く収まるように、うまくまとまりますように、
という願いが込められているそうです。

ちなみに、「よ~ぉ~、ぱん!」というのは、一丁締めと言って、
一本締めを省略したものです。

応援の時に使われる、三三七拍子はどうなんでしょう?
調べましたが、詳細は良くわからないです・・・。

2009年3月30日月曜日

お庭のコンシェルジュ

こんにちは。

今日一日すぐれない天気でしたね。

3月も明日で終わり、明後日からは新年度です。
建設業では、官公庁の関係から、年度を大きな区切りにしている場合が多いです。
ですから、今時期は、今年度のまとめ、そして、来年度へ向けてと、
書類を作ったり、機械や道具を整備したりと準備します。

現場作業は、これから少しずつ始まります。
冬囲いの撤去や、市内の公園遊具整備や清掃などがあります。

雪も殆ど解けてしまって、気分は春ですね。
お庭の事なら何でも、
落ち葉を掃除したい、可愛らしい花を植えたい、芝を張り替えたい、
などなど、三浦造園、お気軽にご用命下さいませ。

2009年3月27日金曜日

芝刈機械は色々あります

こんにちは。

芝生のお話が続きましたので、更にもうちょっと。
芝刈をする道具についてお話しようと思います。

芝刈機は動力源別に大きく3つに分けられます。
1.エンジンによるもの
2.電気によるもの(コンセント・充電式)
3.人力によるもの
造園屋が使っているものは、主にエンジンが付いたものです。
小面積の芝刈用として、人力手押しの機械も使います。

刈る方法別としては、これも3つに分けられます。
1.ロータリー式
 プロペラのような刃が水平回転して、芝を刈るもの。
 料理で使うフードプロセッサーのような感じです。
2.リール式
 ドラム状のリール刃が横軸縦回転することによって芝を刈るもの。
 除雪機や耕耘機のようにドラム刃が回転し、
 受け刃と擦れることで芝が刈られます。
3.その他
 バリカンのようなもの、
 小さなナタ刃が付いて打撃により草を千切るもの等等
 刈払機

色々なタイプがありますが、多くはロータリー式やリール式が多いです。
雑草地などの草刈には3の後者(ハンマーナイフ)、刈払機等が用いられます。

更に様々な大きさの機械があります。

上記の組合せで例えば、
エンジン乗用ロータリー芝刈機とか、手押しリール式芝刈機といった
商品が様々あります。
これを施工面積やその他諸条件で、機械を選定して作業します。


当社が使用している機械は乗用、手押し共にスウェーデンの機械です。
ホームセンター等で量販しているものとは違い、プロが使う品質の高い機械です。
その機械を使う人間は、スウェーデンの人、ではありません。。
技術技能を培ったプロですので、ご安心下さい。。

2009年3月26日木曜日

甲子園球場は?

こんにちは。

春の選抜高校野球が毎日白熱していますね。
残念ながら、北海道代表の鵡川高校は初戦敗退となりましたが、。
選手の皆さんご苦労様でした。

さて、先日はWBCの試合が行なわれている球場の芝についてお話しましたが、
高校野球の聖地である甲子園はどうなのでしょうか?

甲子園球場も天然芝の球場です。
土は国内4箇所の黒土、中国福建省の白砂をブレンドしたもの、
芝は暖地型のティフトンと、寒冷地型のペレニアル・ライグラスを使用しているようです。
芝の種類も然りですが、オーバーシードと言う工法により、年中緑を保っています。

オーバーシードとは何ぞやとなりますが、
言うなれば、芝生の二毛作と言ったところでしょうか。

芝生は大きく分けて2分されます。
本州のような、夏の高温に耐えられる暖地型(主に日本芝の類)、
北海道のような寒さに耐えられる寒冷地型(主に西洋芝の類)です。

つまり、暖地型の芝では夏場は元気でも、寒い冬場には冬枯れしてしまう、
と言う状況になります。

年中緑を保つには、これを補う為に、
暖地型の芝生に対し、適切な時期、量の寒冷地型の芝生の種を播きます。
これをウィンターオーバーシードと言います。

簡単に書きましたが、草種、時期、播種量、管理ともに、
高度な技術、経験を要する工法と言えます。

ペレニアル・ライグラスは寒冷地型の芝草の中ではやや高温に強く、
初期生長が良い特性から、
神戸のような温暖地のウィンターオーバーシードに向くという訳です。

ちなみに、北海道では特別な環境を除いて寒冷地型の芝生を使います。
いわゆる西洋芝というものです。
暖地型の芝生は、良い生育は難しいとのことです。

当社でも張芝、播芝の施工を行なっています。
床作り、整地から張芝まで行ないますので、
うちの庭は土が悪いから・・・とご心配は無用です。
また、芝刈りなどの維持管理も行なっています。
一度ご相談下さい!

2009年3月25日水曜日

フキノトウ

こんにちは。

苫小牧でもフキノトウがちらほら出始めていますね。

さて、山菜として食べられるフキとフキノトウは同じ植物でしょうか?


答えは、
同じ植物です。

フキノトウはフキの冬期花蕾(花のつぼみ)が苞というものに包まれている状態です。
また、フキはその葉及び、葉柄です。
それぞれ、地下茎でつながっているらしいです。

ちなみに、この地下茎は有毒とのことです。
また、地上部にも肝臓障害を起こす成分が含まれますので、
灰汁抜きをして食して下さい。

2009年3月24日火曜日

天然芝の野球場

こんにちは。

WBC決勝戦素晴らしい試合でしたね。

さて、今回のWBCの球場ですが、
第二ラウンドのペトコ・スタジアム、
決勝ラウンドのドジャースタジアムともに天然芝が美しい球場でした。

アメリカのメジャーリーグ30チーム中3チームが人工芝のグラウンドです。
それに対し日本では、12チーム中9チームが人工芝です。
これを見ても、日本では天然芝の野球グラウンドが少ないです。

理由は人工芝のランニングコスト(メンテナンスや水道代)が安価であること、
ドームにすることにより、天候に左右されず、興行としての計画が立ちやすい、
などがあるようです。

選手としては、足腰に負担が少ない天然芝が好まれるようです。

造園屋としても、きちんと整った芝生を見ると気持ちいいですね。

2009年3月23日月曜日

おはぎ、ぼたもち

こんにちは。

今日は春のお彼岸、最終日です。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、その言葉通り、
今日は春の陽気と言ったところです。

さて、お彼岸と言えば“おはぎ”、
“おはぎ”“ぼたもち”とは何が違うのでしょうか?

実は、物自体は同じものです。
では、何をもって区別しているのでしょうか?

これは、季節によって違うのです。

“おはぎ(御萩)”は萩の花が咲く頃、つまり、秋の彼岸、
“ぼたもち(牡丹餅)”は牡丹の花が咲く頃で、春の彼岸、
小豆をそれぞれ、萩や牡丹の花に見立てたものなのです。

しかしながら、最近は季節にとらわれず、年中“おはぎ”と呼ぶ店があったりと、
この区別も曖昧になっているのが現実です。

ちなみに、春と秋以外の呼び方もあるようです。
夏は“夜船”、冬は“北窓”と呼ぶそうです。
“おはぎ”が餅つきのようにつくことがない「ツキ知らず」と言うことから、
夜には船が着くことがない=着き知らず、
北の窓には月がない=月知らず、
と言うのが由来だそうです。

昔の人は季節を感じて日々生活していたのですね。

2009年3月19日木曜日

建設業と電子化

こんにちは。

私管理人、今日は内業です。
パソコンを使って、資料を作ったり、現場の写真を整理したりです。

建設業、特に造園関係の会社にとって、
パソコンを使って作業するようになったのはここ数年です。

文書作成ソフトで施工計画書を作り、
表計算ソフトで見積りを作り、
工事写真はアルバムソフト等で綴り、
図面はCADで描画、編集し、
取引先とのメールのやり取り、入札の電子化、。

この10年で電子化が進み、建設業も大きく変わったと思います。

しかし、現場は電子化、という訳にはいきません。
人が汗を流して作業をしているのです。

見栄えの良い書類を作っても、精巧なCAD図面を描いても、
現場の品質、工程、安全上、巧くいっていなければバツです。
内業も大切ですが、やはり現場が大事ですね。
建設業が大きく変わる中、変わらない所でしょう。

2009年3月17日火曜日

タンチョウが一羽

こんにちは。

千歳市内、とある所にタンチョウが一羽やってきているそうです。
そっとしておきたいので、詳しい場所は書きません。

隣接する長沼町には、舞鶴地区と言う地区があり、
その名の通り、かつては、多くの鶴が舞っていたそうです。

タンチョウが生息するには、多くの餌、住みよい環境、つまり豊かな自然が必要です。
人間による開発、狩猟等により激減したタンチョウですが、
手厚い保護により、今また僅かながら個体数が増加しています。

しかし、増加によって、彼らの生活の範囲が、
人間の生活域にまで広がってきているようです。
自動車や列車への衝突事故も起きているそうです。

ヒグマやエゾシカもその傾向にあり、危険な状況も十分に考えられます。

今後人間は、自然の動物達とどのように共存、共生していけば良いのか_?
とても大きな課題が見えてきていると思います。

2009年3月16日月曜日

浦島太郎の気分です

こんにちは。

私管理人、風邪を引いてしまいました。
熱と頭痛です。

休み中に所用で札幌まで、JR、地下鉄を利用して行きましたが、
JR新札幌駅は改札からホームまでの階段付近がリニューアル、
地下鉄(東西線)では可動式ホーム柵(ドア付き)が設置され、更には車両も新しいし、
キタカやサピカのICカードで改札をピッと済ます人もいて、
浦島太郎の気分でした。

それでは、皆様、季節の変わり目、風邪を引かぬよう、ご自愛下さい。

2009年3月12日木曜日

剪定された枝はどこへ?

こんにちは。

三浦造園では今、剪定作業を行っています。

剪定によって落とされた枝はトラックに積まれ、何処に行くのでしょうか?
という疑問にお答えします。

公共工事の場合は、処理方法がほぼ指定されます。
指定されない場合は、監督員と協議し決定します。

処理方法の一つは、市の処理場にて処理する。
これは、樽前にある処理場に荷下ろしします。

市の処理場で対応できないもの(太い丸太や針葉樹の枝葉)は、
民間の処分場へ持って行きます。
当社では柏原にある処分場へ持っていくことが多いです。

ここでは、産業廃棄物処理として適正に行われているか確認できる仕組みである、
マニフェスト制度により枝を処分しています。
決まった様式の伝票により、何が誰がどのように処分されたか確認できるものです。

いずれも、荷下ろしされた枝は破砕機に掛けられ、ウッドチップにされます。
街路枡等に敷き詰められているものがこれです。
このような形で有効利用されているのです。

2009年3月11日水曜日

満月と植物の生長

こんにちは。

今日は満月です。
雲が多く、月見としてはあまり良い日ではないですね。

さて、満月の日は植物のエネルギーが盛んになるようです。
ですから、ハーブや野菜などの収穫に適しているそうです。

このように、月の満ち欠けから由来する作用を利用した農作方法を
ルナティックアグリカルチャーと言うそうです。

それに類似した考えと思いますが、
木材にする樹木は新月に伐採するのが良いという考えがあるようです。

満月には植物内の栄養、水分が最も高い時期になり、
新月にはその反対になることから、
新月に伐採すれば虫食いが少なく、狂いや割れが少ない
良い材が取れるということです。

植物と月の満ち欠けの関係はまだ分からないことが多いようです。
不思議な感じですね。

2009年3月10日火曜日

カエデ類の剪定

こんにちは。

剪定している木の中に、イタヤカエデ、ヤマモミジ等のカエデ類があります。

この時期にカエデ類を剪定すると、樹液が止めどなく垂れてきます。
この姿を「泣く」と言ったりするのですが。

実はこれ、「メープルシロップ」なのです。
正確に言うとその原料です。

メープルシロップは、主にサトウカエデという木の樹液を濃縮させたものです。
ですから、今回剪定したカエデ類の樹液もほんのり甘いです。

この樹液を濃縮させれば、同じものになるのでしょうか?
なるらしいですね。。
今度作ってみたいものです(笑)

2009年3月9日月曜日

ハクチョウはどこへ

こんにちは。

最近、「クゥオークゥオー」と空から聞こえてきますね。
ふと空を見上げるとハクチョウやガン等がV字編隊で飛んでいます。

では、なぜV字なのでしょうか?

キーワードは「省エネ」です。

ハクチョウの営巣地はロシア、シベリアにあります。
越冬地は主に東北地方の湖沼です。
数千キロの長旅です。
北海道はその中継地で、ここで一休み、羽を休めているのです。

さて、本題の答えですが、数千キロもの長旅を飛び続けるためには、
なるべく上昇気流に乗り、エネルギー消費を極力抑えることが大切です。

V字編隊するのは、斜め前の鳥が発生させる上昇気流に乗るためなのです。


ハクチョウが空を飛ぶ姿をいつまでも見られるよう、
環境を保全していきたいものです。

2009年3月6日金曜日

暴風雨

こんにちは。

今日は雨風が凄まじかったですね。
剪定作業も午前中で中止となりました。

木に登っての作業ですので、強風は大敵です。
強い雨だと上を向いての作業は不向きですし、
枝や幹に雪が積もると足元が滑り、危険です。

造園作業に限らずだとは思いますが、建設作業、工事は、
天候に左右されます。

ですから、天気予報は欠かせない情報です。


雨が降ると積もった雪が解けますから、
次第に春らしくなるのでしょうね。

2009年3月5日木曜日

啓蟄

こんにちは。

今日は冬眠していた虫たちがはいでる啓蟄です。
二十四節気のひとつで、啓蟄の後は春分です。

穏やかな日が続き、雪が融け、
暦通り春らしくなりつつありますね。

北海道の植物たちはまだ休眠中です。
フキノトウが芽吹けば春近し、と言った感じでしょう。

2009年3月4日水曜日

開設1ヶ月

こんにちは。

みどりのコンシェルジュも明日で開設1ヶ月となります。
生活に身近な、植物や環境に関するお話をメインにしてきました。
いかがでしょうか。

私管理人、疑問に思ったことを調べて、記事にしています。

今後もそんなお話をご提供できたらと思っています。
また、施工事例やプランの例などもあわせてアップできたら、
と思っています。

それでは、今後とも「みどりのコンシェルジュ」、「三浦造園」共々
宜しくお願いします!

2009年3月3日火曜日

桃の節句

こんにちは。

今日は3月3日ひな祭りです。
先日は左近の桜のお話をしましたが、
今回はひな祭りの別名、「桃の節句」についてお話しようと思います。

なぜ桃の節句、桃の花を飾るのでしょうか?

ひとつは桃の花が咲く時期、ということが由来しているそうです。
とは言え、今時期北海道はもとより、本州でも桃は咲きませんね。
これは、旧暦による行事だった為でしょう。

もうひとつの理由は、
モモの花には邪気を祓う、長寿を与える植物と考えられていた為です。
女の子のみならず、人々の健康を願う気持ちが込められてたのでしょう。

日本の行事には、花や木などの植物がしばしば登場します。
端午の節句には柏餅や菖蒲湯、正月には橙や門松、
小正月に飾る餅花・繭玉飾りにはヤナギやミズキが使われます。
その植物に色々な願いを込めたのでしょう。

2009年3月2日月曜日

遠山の金さんの桜は何桜か

こんにちは。

今日は「遠山の金さんの日」とのことです。
時代劇で有名な桜吹雪の金さんです。
遠山さんが1840年の3月2日に、北町奉行に任命されたことに由来します。

さて、あの桜吹雪は何という種類の桜でしょうか?

推測するに、ソメイヨシノと思われます。
なぜなら、刺青の桜は、花のみで葉が見当たりません。
ヤマザクラ系の桜は花と同時に葉が展開します。
また逆に、ソメイヨシノは花が葉よりも先に開く品種だからです。

しかし、ソメイヨシノは品種改良により人為的に生まれた園芸品種なのですが、
1900年に「日本園芸雑誌」により、その名が付けられた比較的新しい桜です。

つまり、遠山の金さんの活躍した時代(生没1793~1855)には、
まだソメイヨシノは生まれていなかったと言う訳です。

つじつまが合わない、と言うことになります。
そもそも、刺青は桜では無かった説、刺青自体無かった説など等、
大いにフィクションであった可能性はあります。


桜が咲く時期が待ち遠しいですね。